やはり忘れてはならないこの方

樹海といえば

今はタイナカ彩智、というよう

Fate/stay nightを盛り上げる楽曲を唄い上げている方、と言うと色々と上げられるが第一期のみに焦点を当てるとこの方なしで話を進めることは出来ないだろう。それは『タイナカサチ』という女性アーティストの方だ。現在では自身のレーベルレコードを立ち上げて、芸名も『タイナカ彩智』と改名して活動をしている模様。9年間で色々な動きがあったわけだが、彼女の存在は第一期のFateシリーズを通して無くてはならない存在感を醸し出していた。そもそも、Fateの音楽といえばタイナカサチさんを除いて他にいないだろうと考えている。これに関して当時を知っている人々にとってもタイナカサチという存在がFateタイアップ曲を歌うことは定番と見られているなど、実際に当時としても人気は高かったと言える。

そんなタイナカサチさんだが、やはり彼女のデビューシングルもFate/stay nightという第一期から始まる。そう言われると樹海と同様なのだが、当時無名とも言えるアーティストを二組、OPとEDで採用している点を考慮すると中々冒険だったのではないかと思う。今そういうことが出来るかと言われると何処も厳しいと考えるのではないか。そんなタイナカサチさんの軌跡とFate/stay nightとの歴史と合わせて見ていこう。

アニメばっか見てるあなたへ

タイアップと共に世へ羽ばたく

タイナカサチさんのデビュー曲は先に紹介した樹海同様、第一期のFateから始まる。無名の新人としてデビューしながらも、タイアップした作品が当時はまだ期待というカテゴリーで、どこまでヒットするか検討の付かなかった作品だった。現在でこそFateシリーズは多くのファンを獲得し、様々な記録を打ち立てている超有名作品となっているが、アニメ第一期に関してはそういった栄光もないまま世へと発表される。無論少なからずの期待はあったかもしれないが、それでも制作会社と原案を考案した型月にすればまさかここまでヒットするとは予想しなかった、そう考えていたのではないか。

この世界も何が人気を博すか、予想をされることはあるがそれは簡単に外れるもの。そのためとりあえず出してみて好評だったら良い方だったはず。それがまさか空前とも言えるヒットを繰り出した上、発売されている映像作品にしても大きな売上を記録している点を考慮すると改めてこの作品の底力を感じさせる。

そんなFateで本格的な歌手デビューを果たすことになったタイナカサチさんだが、そのデビュー曲もまた当時のFateを見ている人たちにすれば非常に馴染み深い『disillusion』だ。これはFateの原作となっている成人向けのPCゲームでも主題歌として採用されているため、なおのこと原作からFateを知った人たちにすれば感慨深いものであるはず。ただ原作とアニメ作品とでは若干曲のアレンジが変わっているので酷似している、といったことはないが作品としてみれば十分重厚な世界を演出するという意味ではその役割を果たしている。筆者はこの頃原作をまるで知らないまま作品を見ていたが、この曲を聞くと今でも『Fateだなぁ』と、今と違う当時のFate作品を思い出す。

編曲者がすごい有名

このdisillusiuonの編曲を担当した方、こちらがまた物凄い有名な人なのだ、『川井憲次』さん、この名前を聞いてすぐに思いつく人は相当入れ込んでいる証拠だが、筆者も意識していないで彼が編曲を担当した作品を何作品と見ている。それこそFateに始まり、それが以外にも日本を代表するアニメとして海外からも評価が高い『攻殻機動隊シリーズ』の編曲を行っているという。こちらの作品に関しては仕事を通じて、アニメ監督しても世界的に有名な『押井守』さんと知り合った経緯から担当することになったというエピソードも有名だろう。

そんな凄い方が編曲を担当したとあって、逆にヒットしなければどうしようもなかったという状況だったかもしれない。ただ作品もそうだが、当時はまだそこまでオタク文化というものに対する見方などが今よりずっと差別的だったことも有り、アニメ作品でタイアップを受けることをネガティブなものとして捉える一般の人は多い。ただの偏見なわけだが、この楽曲にしても一般の人にすれば理解し難い曲だったかもしれない。

おすすめアニメ

この作品をキッカケとして

こうしてデビューしたタイナカサチさんだが、この曲はオリコン週間ランキングにおいて最高位13位にランクインすることになる。ただこの曲はあくまでタイナカサチさんにとって出だしでしか無かった。この後、Fate初期のアニメにおける2クール目に発表された楽曲も含めて、Fateシリーズといえばタイナカサチさん、という表現をしてもおかしくない固定観念が発生する。

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